今回WinGDB for Mobile Systems Developmentというのを使用しました。これはVisualStudio上でビルドを行いデバッグが一応できます。
この前までβ版だったのですが正式版が出ました。 1ライセンス$89なので個人で利用するにしても手が出しやすいのではないかなと思います。ただ、まだバグがちらほらあります。
- AndroidSDKのインストール
Android DeveropmentからSDKをダウンロードし、インストールします。
インストールしたらSDK Managerを起動し、必要になるバージョンを一通りインストールします。
※ API 9などのあまり使われていないバージョンのAPIがほしいときは下のほうのObsoleteにチェックを入れます。
※私が行ったときはAndroid SDK ToolsのRev.16をインストールするときに使用中になり上書きできない状態になっていたので一度SDK Managerを終了させてtoolsディレクトリを別名でその場にコピーしてコピーしたディレクトリの中のandroid.batを起動して事なきを得ました。もう少しうまいことしてほしいです。
- AndroidNDKのインストールを行います。
- Antのインストールを行います。バージョン1.8以降のものが必要です。
- JDKのインストールを行います。JDK5以降のものが必要です。
- Cygwinのインストールを行います。 バージョン1.7以降のものが必要です。GNU Make 3.81以降が入っていなければ別途インストールするなりアップデートするなりしてください。
- WinGDB for Mobile Systems Developmentのインストールを行います。
- VisualStudioを起動しWinGDBのPreferencesを開き、今までインストールしたもののパスを設定します。
- 環境によってはビルド時にawkうんぬんといわれるかもしれません。 そのときは
cygwin\bin\gawk.exeをandroid-ndk\prebuilt\windows\bin\awk.exeにコピーしてリネームするなりシンボリックリンク作るなりiniファイルを書き換えてください。